読書とキャリアについて2

前回とは違った観点で読書について書いていく。
今回伝えたいことは
・実用書は料理のレシピ本に似ている。
ということだ。料理人としてスキルアップしていくのがキャリアップに繋がるという話を適当にしていきたい。

実務を料理に例えると何事もわかりやすくなるためとく使う例えなのだが、
・仕事のもととなる情報は食材
・仕事を行う人は料理人
・成果物は出来上がった料理
・実用書はレシポ本
と仮定するとキャリアをどのように伸ばしていけばいいのかが分かる。
まず、食材となる情報は良いものを選ぶ必要がある。信頼性があり、しっかりとためになり、現実に即したものがいいだろう。
たまに毒となる情報があるときがある。一番わかりやすいのが嘘の情報だ。嘘というだけで積み上げてきたものが一気に崩れほどの殺傷能力を持っている。次に現実に即していない感想だったり実際にはなにも情報として示していないものなどがある。これらはそれっぽく食材として存在していて紛れているがこのトラップにはまると結構厄介だ。
元の食材が腐ってたり(古すぎる)毒があるだけで今まで作っていた成果物と時間がおじゃんになる恐ろしいものだ。
実際にこれははまってから「これ罠じゃん」と後から思うことが多いのだが、エンジニアや情報社会で仕事していくうえではまず食材の選別、見切りが結構大事なスキルになると思う。それは新鮮なちゃんとした産地でできたものかを確かめるだけで成果物のクオリティがあがるだろう。
次に、実用書はレシピ本のようなものということだ。
よくあるエクセル活用法30選みたいな本とかはまさにレシピ本だなと思う。こうやればこういう成果ができますよというのが書かれているため、初めて作るものや思い出すためには重宝する。
仕事をどう調理すればいいのか、どういう料理が喜ばれるのか、もっとおいしくするにはどうしたらいいのかについては
プロの料理人が書いたレシピ本を読むことで料理人としての腕が上がるだろう。
だが、ここで気を付けたいことは、レシピ本を暗記したからといっておいしい料理ができるわけではないということだ。
レシピ本を読みながら熟度を上げていき、自分なりのアレンジを加えて自分のものにしていくというのが腕を上げる方法だと思う。この考えに沿うとビジネスマンのキャリアップはほとんど本屋に書かれていることで終結すると思う。その後はやっているかやっていないかしかないと思う。イタリアンのうんちくばっかり持っていてもおいしいパスタが作れるわけではないのと同じで
日々料理を作って、おいしい料理を追求していくことで三ツ星レストランに就職することができる。
料理で例えるのはIT業界でよくあるもので、CPUの説明でよく使えれると思うが、本当にわかりやすくてかなり使いやすい。
実際にのビジネスでも注文通りの料理(成果物)を出せなかったらお客様に怒られるし、毒のあるものなんて出せない。
この一番最初に思いついたり使った人は天才だわ。
強引にまとめると、
キャリアは読んできたレシポ本に比例はするけれど、それ以上に作ってきた量の料理とクオリティに比例するということ。
(サムネはなぜかフォルダーにはいっているやつ)