北海道旅行について 帯広編

旅行

やっとこさ帯広に向かうこととなる。まだ2日目の昼だがこれだけ書いてしまった。それだけこの北海道旅行は楽しくて思い出がたくさんあった。また、日本の最北地というのが自分にとっても大きな体験だったのだと思う。この日は小樽から札幌駅に行き、その後帯広行きに乗るというルートだった。高速バスで行くルートもあってそっちの方が安かった気がするが、3時間半くらいかかるし、なにより自分はバスという乗り物にめちゃくちゃに弱い。よくある街の公営バスなどは乗って1分くらいで酔うときもある。あの独特のにおい?空気?が酔ってしまう。この現象は結構共感してくれる人も多いのではにか。なぜバスだとあれだけ酔うのかはちゃんと理解できていないし、運転手によっても酔い方が全然違う。ブレーキ踏み倒して急発進と急ブレーキを繰り返すような運転の人は酔いやすいのはわかっているのだが、緩やかに走る場合もけっこう酔ったりする。自分の体の調子だったりおその日の天気、気温、湿度によって全然変わってくる。いつも振り返ってみて原因を考えたりしているのだが、一度ちゃんと論文や検証を行ってみて信頼性のある知識を持っておきたいと思うものだ。それか全く眠気が起きない酔い薬とか。今のところ自分の中では胃の調子が良い、整っていると酔いにくく、胃があれていたり睡眠不足で胃の調子が悪かったりすると酔いやすいと思っている。そのため、太田胃散を飲んでおくと酔いが浅くなることが多い。また、水分を適度に取っており、ちゃぷちゃぷいうくらい水分を取っていない状態も大事だ。まぁこれだけ乗り物酔いに対して嫌悪感や恐怖を頂いているため、高速バスで行くルートはお金を払ってでも行きたくなかったため、少し早く行けるが料金は高く2時間半くらいで行ける快速電車ルートで行くこととした。小樽から札幌までは普通電車で行き、札幌から帯広が快速電車と言った感じだ。札幌には30分くらい乗り換えの時間があったため、少しでもこの5大都市のひとつを味わっておこうと散歩にいった。ちょうどよい距離に北海道庁があり好きな雰囲気そうだったので、行ってみたら並木に赤煉瓦の建物ですごいかっこよかった。人通りも少なくて写真撮りやすいし屋敷のようなお城のような雰囲気で面白かった。かっこいいなーと写真を撮っていて、もっと近くまで行こうと歩いていった。そうするとだんだん建物が薄いことに気が付いていった。そして屋敷がどの角度から見ても同じ風景になり、周りに作業用の鉄パイプが見えたりしてきた。なんと工事中で正面だけ張りぼての原寸大の写真だったのだ。気が付いた時とても笑ってしまった。さっきまでかっこいいなーと声をだしながらわいわいと写真を撮っていたことを思い出しとても恥ずかしくなった。だから人通りも少なかったのだと。この近づいていった後にその建物がどんどん変わっていく様子が、スーパーマリオ64という昔のゲームであった、ピーチ姫の肖像画に近づいていくとクッパの肖像画にどんどん変わっていき、落とし穴にはまってステージが始まるという雰囲気に似ていて思い出してしまった。自分も今回騙された気がして落とし穴でも落ちるオチがあったらよかったのだが、ただっぴろい広場で恥をさらすだけになってしまいとても困惑してしまった。まぁ、電車の時間もあったためそそくさと駅の方に帰っていき電車に乗って帯広に向かった。
(サムネは帯広駅の時計)