北海道旅行について 帯広編4

旅行

ばんえい競馬場が終わった後はアパホテルに向かった。そのアパホテルは本当に寝るだけだったから特に何も起こらず
ただ寝た。というのは次の日の朝から気球を予約していた。アソビューであらかじめ予約していたもので、結構今回の旅行の中でも目玉イベントだった。だが一つネックだったのが集合時間が朝3時になっていた。ありえない集合時間だった。ありえなさすぎる。朝5時集合、4時集合ならまだまだ分かる。百歩譲ってもそれぐらいなら大変だなーくらいにしか思わないのだが、3時集合はえぐすぎる。聞いたことがないくらい早かった。早い?という感覚もあっているのかわからないくらい早い。早いというか遅い?夜更かしみたいな感覚になるが、全然。ちゃんと朝が早いだけなのだ。何を言っているのかわからないけどいまだによくわからない感覚になったのを思い出す。寝るというよりかは仮眠に近くて、たまに21時くらいに寝ちゃって夜3時くらいに起きてしまってトイレに行った後スマホを見ながら5時まで起きていて、8時くらいに起きるみたいなことはあるが、ちゃんと3時に起きようとするのが難しかった。あと準備とかもあるから実質2時半起きになる。タイマーとかをかけまくって起きることはできた。ホテルまで迎えに来ていていただけるとのことで起きさえすればなんとかなると思っていたのでまだ気持ちは軽かった。起きた後、アパホテルを3時にチェックアウトした。そこで荷物を預けて終わった後に獲りに来ようと思ったためフロントに荷物を預けさせてもらった。集合時間ちょうどにホテルを出ることができて、ちょうど気球の運営の人の車が迎えに来てくれた。よくあるハイエースで今回の主催者が運転をしてくれていた。すでに一人30代くらいの女性が乗っていて軽く挨拶をした後乗っている間に色々と説明や世間話をした。窓からは酔っぱらいが店の前でごたごたしていて、帰るのかよーみたいなよくあるやり取りをしていた。自分たちは起きたばかりなのにこれから眠りに行く人たちを見たからやっぱり変な感覚になった。途中で何人か拾っていくスタイルだったため乗る人が増えていった。自分のほかにはその30代の女性とカップルと30代っぽい男性が乗っていた。その30代っぽい男性がちょっと変わった人で、主催者の人が愚痴をこぼしていた。迎えに行く順番としてはその人が一番最初に乗る予定だったらしいが、遅刻していたため後回しにしてもらって、最後に拾ってもらった形だった。その最後拾いに行くまで主催者の人がぶつぶつと愚痴をこぼしていたのを聞きながら自分含め他の人たちは苦笑いしながら愛想笑いをしていた。その30代っぽい男性は乗った後もあまり悪ぶれる感じではなかったし、途中でコンビニに寄ってほしいとみんなを待たせていたし、そのコンビニの中でもなかなか出てこなくてみんなもぶつぶつと愚痴というか遅いよねーみたいな空気だった。あまり集団行動が得意ではない人かな?といった感じだった。その人はカメラマンらしく色々機材も持ってきていた。だがこの気球イベントはあまり持ち物を持ってはいけないようなものだった。スマホをもってビデオとかをとってもいいけど落ちないように必ずストラップをつける必要があった。そんな中でがっつりとして一眼レフなども持ってきていてその件について車の中で主催者さんと一悶着していた。言葉としてはそんなに強くはなかったが、空気はなんとなく重かった。車に集合する前からその機材に関して主催者さんとやり取りがあったらしく、男性はどうしても持ち込みたいし撮りたいみたいな言い分で、主催者さんは気球に乗っている間に落ちて下の人に被害が出るのが怖いからやめてほしい、機材の保証もできないし、普通に気球乗りながらだと危ないみたいな言い分だった。結局主催者さんが強めに釘を刺して許容することになったっぽいがなにか主催側としてはしこりが残っているような雰囲気だった。そんな中自分の後ろのカップルは楽しみだねーみたいな感じで盛り上がっていたし、隣の女性はちょこちょこ話しかけてくるしでおもしろい車内だった。そうこうしている間に日が昇ってきていた。車内で日の出を見ることもできて、とてもカオスで綺麗な車内でとても面白く過ごしながら気球を飛ばす駐車場についた。今日はこの辺で切る。
(サムネはついた駐車場)