北海道旅行について 帯広編5

旅行

ついた駐車場にはすでに何人かの運営の人たちがいた。超早おきなのにみんな普通に過ごしているし楽しそうに過ごしていた。ついた後に同意書みたいなものを書かされてバナーからの油?燃料?が垂れてきた際用の上着と専用?の靴を渡された。サイズに合うものを選んでくださいという割にはサイズのラインナップが少なくてこれでいいやーみたいな感じにもなったけど全然よかった。先に集まっていた人たちはおじさんたちばかりでみんな気球が好きなんだなーっといった印象だった。他にも人たちがいてその人たちを待っている間にいくらか写真も撮っていた。そんな中人が揃ったらしく、軽トラックに乗った気球が登場した。よく見る気球の乗るところ、バスケットみたいなものに全て詰められていて、そこに入っているたたまれた気球を畳むところから携われるためわくわくした。最初にとても大きな業務用っぽい扇風機で風を入れていって、ある程度大きくなってきたらとても大きなバーナーで熱い空気を入れていくといった流れだった。最初に気球を広げるところからすごくワクワクしたし、これだけ広げられる場所がまず必要なんだなーと思った。北海道であり早朝であるためにこういう場があるから気球を飛ばせるというのもあるんだろうなーと思った。ただの広場では気球が汚れてしまうし場所が狭くても広げられないし、基準はよくわからないが呼ばせられる気候の場所にいい具合の駐車場などが必要なんだーと思った。そんな気球を上げる側の気持ちになって色々と見ていくとだんだん見えてきて面白かった。徐々に気球が膨らんでくるとドキドキはマックスになってきて頭が上になってきてバスケットに金具とかをつけていっているといよいよと言った感じだった。人が抑えていないと上がっていってしまうようなぎりぎりの浮力の状態で待機しており、一人ひとり乗っていくといよいよ出航の時だった。自分のほかにさっき車内で後ろに乗っていたカップルと操縦士のおじさんが乗った。出発と言った感じでバーナーから勢いよく火を燃え上がらせると機体がぐーーんと勢いよく浮いていった。すごい勢いだったためとても怖かったのを覚えている。あの、床から10メートルくらいまで上がっていくスピードと不安定な感じが一番怖かったタイミングだった。あと、当たり前だが、下に足がないというか支えがない状態、ただ浮いている状態が怖かった。なんというか、浮いているという結果となぜ浮いているのかという原因が直感的じゃないと頭がおかしくなってくる。バグる感じ。上に風船がついていてそれに引っ張られていてバーナーで温かい空気を入れているから浮いていっているのは当たり前なのだが、ふと訳が分からなくなって怖くなるのだ。ちゃんと頭を使って言語化して理解していれば落ち着くのだ、直感的に原因が見えないと落ちてしまうとなぜか考えてしまうのだ。気球に乗っている時その恐怖になれるのが難しかった。地上の人にいってきまーすと元気よく別れを告げてから1分くらいであっという間に飛んでいる鳥よりも上空くらいの位置まで上がった。景色が見渡せて楽しかったのもあってすごかったのもあるが一番驚いたのがめちゃくちゃ静かだということだ。自分たちの会話が下の人たちにもろに聞こえているんじゃないかというくらい静かだった。早朝だからというのもあるかもしれないがとても静かで気持ちよかった。操縦士の方が言うには風に乗ってふわふわいている状態だから風を切っているわけでもないからとても静かとのこと。めちゃくちゃ意外だった。
次は乗っている時の気分などについて書いていこうと思う。
(サムネは気球を乗せた軽トラと操縦士さんの後頭部)